サーモグラフィ診断とは？
FLUKE社製サーモグラフィーカメラ「TiX580 赤外線カメラ」を使用し、
過熱・異常な温度上昇など様々な症状の有無を設備稼働中に診断いたします。
サーモグラフィ診断
利用シーン
サーモグラフィは測定対象物に触れることなく離れた所から表面温度を測定可能なため、稼働している動きのあるもの、衛生管理が必要な食品・薬品・化学製品の製造現場にも適しています。
例えば
- 配電盤・分電盤・基盤の点検
- 近づくことが困難な箇所の配管
- 高温の炉
- 発電・送電設備
- コンプレッサー等の電動工具や電気製品
これらを点検することにより事前に事故等を防ぐ可能性が高まります。
有償診断サービスのご案内
サーモグラフィーカメラは遠赤外線を利用して温度を可視化するため、暗所や距離がある場合でも診断が可能ですが、以下の点にご注意ください。
- ガラス越しの対象物については測定できない
- 電線などで対象物が遮られると測定できないことがある
- 測定対象物の温度を測定したい状態に整える必要がある
このような場合にオススメです
- 火災発生等事故につながる異常発熱等がないか知りたい場合
- 実際にサーモグラフィーカメラでどの程度、過熱を把握できるか知りたい場合
- 購入前に実際に設備に異常があるかどうかを把握し、購入の判断材料としたい場合
TiX580 赤外線カメラ
（診断サービス使用モデル）
- 5.7インチスクリーン : 標準的な 3.5インチスクリーンより、150%も広い表示画面
- 240度回転するスクリーンにより、動きづらく手の届きにくい場所に測定対象物の画像も簡単に撮影できるあらゆる状況に適応できる優れた操作性
- 人間工学に基づいたデザインとネック・ストラップにより長時間作業の負担が軽減
- LaserSharp® オート・フォーカスで、目標物までの距離をピンポイント5 の="1"確度で計測
- MultiSharp™ フォーカスが視野全体で画像に焦点を自動的に合わせるので、誤解析の可能性が大きく減る
- IR Fusion® テクノロジーにより、可視光と赤外線の画像を簡単にブレンディング
- SuperResolutionでピクセル・データが4倍に。複数の画像がキャプチャ、合成されて1280x960の画像をが生成
- メモを取る必要がなくなる便利な2つの機能:
○ IR-PhotoNotes™ 注釈システム - 周囲のデジタル画像をキャプチャして条件や実際の測定場所を参照可能
○ その他の詳細情報を保存できる音声注釈機能付きファイル - 事前設定した「通常」の温度範囲を超える領域をカラー・アラームで瞬時に表示
- MATLAB® と LabVIEW® に対応し、カメラのデータ、熱画像、ビデオを統合してR&D分析に利用可能
- 新たにFluke Connect SmartViewデスクトップ・ソフトウェアが付属:
○ 赤外線画像の最適化、解析、カスタマイズ可能な詳細なレポートの生成、さまざまなフォーマットによる画像のクラウドへのエクスポートなどが可能 - 校正済み光学レンズ:
○ 広角レンズ、2倍および4倍の望遠レンズと25ミクロン・マクロ・レンズで、画像を接写または望遠で撮影可能 - 温度測定範囲 (-10℃未満では校正なし)が-20℃ ～ +1000℃と広域
- 保護等級 IEC 60529:IP54で衝撃に強い
Fluke PTi120 ポケットサイズ・サーモグラフィー
【赤外線検査に必要なすべての機能を装備】
- Fluke Connect Asset Taggingを使用して、熱画像を自動的に整理してファイルに保存
- 完全な放射測定サーモグラフィーなので、測定データを120x90赤外線解像度のピクセル (10,800 ピクセル) で得られる
- トラブルシューティングを容易にする3.5インチLCDタッチスクリーン・ディスプレイ
- 度測定範囲: -20℃～400℃
- 6色パレット
- 最大1mから落下しても耐えられる
- エンクロージャの保護等級 IP54
