リーク診断
リーク診断とは?
産業用超音波カメラを用いて、製造現場(工場)における【正圧・負圧・工業ガス】の漏れ状況を検出する診断です。
利用シーン
- 工場でコンプレッサー等の圧縮空気を利用している箇所で漏れがないか確認したい
- 工場内の配管や設備でエア漏れ・ガス漏れなどがないか検査したい
有償診断サービスのご案内
- 工場内ではお客様に必ず同行していただきます。
- 作業内容は検査機関などの承認を保証するものではありません。
- 同機を活用した圧縮空気漏れなどの発見による、動力費・工場コストの削減、検知短縮による作業時間の効率化や、レポートジェネレーターによる簡易レポート作成(デジタルデータ記録)による報告記録とコスト試算(参考程度)を実施する事を目的としています。
- 全ての圧縮空気やガスの検知が可能ではなく、特に軽い気体(空気比重の半分程度以下)の水素・ヘリウム等や、微小漏れ(カニ泡等)等は検知できません。
- この検査で、100%検知(発見)できる事をお約束するものではなく、同機器(検知機種FLK-II900)の特性を理解した上で工場環境や作業に配慮しできる範囲の作業となります。
- 圧縮空気等は漏れている部位の方向などにより検知の規模が変わります。Leak Qモードによる規模検知では取り方や角度により規模が変わる事があります。
- 周波数調整等を行っても工場設備によっては、稼働中の設備による反射音等により発見しづらい事があります。
- レギュレータ等のガラス部やステンレス、高炭素鋼の配管や接続部位に、またモーター排気等に反応する事もある為、高所等の発見でも 実際に近距離で確認する事が必要となる場合があります。
このような場合にオススメです
- 超音波カメラは欲しいけれど導入コストが見合わない
- 漏れの推定損失金額を算出したい
- 稼働率を考え年に数回程度漏れを検知したい
- 導入前に自社工場の効果を確認したい
- 導入教育として指導をしてほしい
産業用超音波カメラ Fluke FLK-ii900
- 圧縮空気、工業ガス、負圧、蒸気等の漏れを検知可能
- 音を可視化することにより簡単に漏れ箇所を特定可能
- 周波数を変更することにより、様々な工場稼働環境でも診断が可能→高所・暗部・狭い場所・騒音下等
- 7インチのLCDタッチスクリーンでの直感的でシンプルな操作性
- 画像を保存し、レポート作成用にパソコンへエクスポートが可能
- FLUKEのホームページでレポートジェネレーターを利用し、撮影したデータファイルで簡単に推定損失金額を換算することができる
- 継続的にデータ管理が可能である
産業用超音波カメラ Fluke FLK-ii910
- コロナ放電(部分放電)等のリーク診断が可能
PDQモードによる解析 - コンベアなどのベアリングの異常を検知する事が可能
MecQモードによる予防保全